【高校の入学金が払えない場合の対処法】生活保護は受けられる?

お金

「我が子が高校に入学するけれど入学金を支払えるかどうかが不安」
「高校の入学金を少しでもおさえる方法はないのだろうか」
「高校に入学金の支払いができない場合はどうなるの?

高校の入学金の支払いについて頭を抱えるケースも多くあると思います。

高校教育の無償化が進んでいるものの、入学時にまとまったお金が必要です。

当記事では、高校の入学金の相場をはじめ、入学金以外に必要な費用や入学金を払えないとどうなるのかについて説明します。また、入学金が払えないときの対策も詳しくまとめています。

  • 我が子が高校入学を控えている人
  • 我が子の入学金を準備できるか不安な人
  • 高校の入学金を用意する方法を知りたい人

このような人はぜひ参考にしてくださいね。

高校の入学金は公立か私立かで違いがある

高校の入学金は公立と私立のどちらに進学するか、または全日制か定時制かによって支払う金額が変わります。

実際、公立よりも私立の方が入学金は高額の傾向ですが、どのくらいの違いがあるのかをチェックしていきましょう。

公立高校の入学金は各都道府県によってわずかな違いはあるものの、全日制は以下のように5,550円~5,650円で設定されています。

定時制になると入学金が2,100円に設定されることが多いです。

公立高校の入学金に対し、私立高校の場合は高校ごとに金額差があります。そこで「平成27年度私立高等学校等授業料等の調査結果について」を確認すると全国平均が「162,362円」だったことがわかりました。

(参照:平成27年度私立高等学校等授業料等の調査結果について:文部科学省 )

公立高校以上に私立高校の入学金は高額に設定されているため、私立高校への入学を考えている場合はまとまったお金を用意しておく必要がありますよ!

入学金以外に準備費用が発生

高校に入学するときに支払うのは入学金だけではありません。

以下のような費用も入学準備費用として用意しておく必要があります。

  • 制服代
  • 通学靴代
  • 体育用ジャージ・靴代
  • 通学定期代
  • 教科書などの教材代

その他に私立高校では、一般的に施設維持費という費用が発生します。

高校によって金額はさまざまですが、東京都の高校で比較すると数万円~20万円前半で設定されています。

(参照:東京都 高校受験 私立高校学費一覧)

私立高校の場合、入学金+施設設備費+その他の費用を用意しないとなりません。

入学金が払えないと高校に進学できない可能性が高い

高校に入学金を払えない場合、どうなってしまうのでしょうか?

また、どうしても入学金の支払いが難しい場合は分割などの対応はできないのでしょうか?

入学金は一括払いが基本

入学金の支払い方式は高校によって異なります。しかし、施設維持費などと一緒に一括で支払うのが基本です。

出費の重なるタイミングで入学金を一括払いするのは、金銭的負担も大きいと思います。支払い期日に猶予を持たせてくれる高校もありますが、すべての高校で対応しているわけではないので注意してください。

入学取り消しの措置を取られてしまう

入学金を支払い期日までに払えない場合、入学の意思がないと見なされて入学そのものを取り消される場合があります。

さまざまな事情があって入学金の支払いが難しい場合、早めに入学先の事務局や教員などに相談してください。その上で対応策を見つけましょう!

入学金だけじゃない!在学中に必要なお金も用意しておこう

入学金やその他の準備費用の支払いが終わり、入学して終わりではありません。その後も授業料をはじめ、支払うべき費用は多くあります。

学校生活を維持するために、以下のような費用が発生するのです。

  • 授業料
  • 交通費
  • 修学旅行積立金
  • 部費
  • 教材費

その他に、学校によっては独自の費用がかかる場合があります。「入学金ですべてのお金を使い切った」ということにならないためにも、入学後にどれだけのお金が必要なのかを事前に調べておきましょう。

授業料

高校の授業を受ける際に避けられないのが授業料です。

多くの都道府県の公立高校では、全日制が年額118,800円(月額9,900円)、定時制が年額32,400円(月額2,700円)です。

私立高校は文部科学省の「平成27年度私立高等学校等授業料等の調査結果について」によると390,578円(全日制)でした。

(参照:平成27年度私立高等学校等授業料等の調査結果について:文部科学省 )

交通費

高校までの通学に公共交通機関を利用する場合、通学定期券が必要です。または自転車やバイクなどを購入するというケースもあると思います。

定期券を購入する場合、学割が適用されますが通学距離が長いほど定期代が高額になります。

修学旅行積立金

毎月の授業料と一緒に修学旅行にかかる費用を積立金として支払います。修学旅行積立金も修学旅行の行先によって金額差がありますが、海外の場合は負担が大きくなる傾向にあります。

たとえば修学旅行の時期が高校2年の秋で旅行費用が20万円だったとします。その場合、入学後1年6か月程度で20万円が貯まる金額を積み立てないとなりません。

部費

部活に入った場合、部費をおさめる必要があります。その他にも遠征費用や用品代、ユニフォームやジャージ代などの費用も発生しますよ。

教材費

入学時に購入する教科書以外に、進級などのタイミングで教材を購入したり、実習費用などがかかったりする場合があります。

高校の入学金が払えない人は対策を考えて取り入れよう

色々を考えてみたものの「高校の入学金が払えない」という人もいると思います。

そのときは、早い段階で対策を立てて取り入れましょう。

  • 自治体に相談する
  • 身内に金銭的な手助けを頼む
  • 教育ローンの利用
  • カードローンでお金を借りる

これらの方法を取り入れることで、我が子の高校入学が高まる可能性が高まります。

自治体に相談する

高校の入学金が払えない場合、住んでいる場所の自治体に相談してください。

高校への進学が難しい家庭に向けて、生活福祉金貸付制度などの支援策を用意しています。

生活福祉金制度

生活福祉資金貸付制度とは、低所得者や高齢者、障害者の生活を経済的に支え、在宅福祉および社会参加の促進を図ることを目的にした制度です。

(参照:生活福祉資金|全国社会福祉協議会 )

貸付対象となる世帯は以下のとおりなので、該当する場合は制度を利用してみてはいかがでしょうか。

  • 低所得世帯…資金の貸付けにあわせて必要な支援を受けることにより独立自活できると認められる世帯であって、必要な資金を他から借り受けることが困難な世帯(市町村民税非課税程度)。
  • 障害者世帯…身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者(現に障害者総合支援法によるサービスを利用している等これと同程度と認められる者を含みます。)の属する世帯。
  • 高齢者世帯…65歳以上の高齢者の属する世帯(日常生活上療養または介護を要する高齢者等)

引用:生活福祉資金|全国社会福祉協議会 

貸付資金は以下の4種類です。

  • 総合支援資金
  • 福祉資金
  • 教育支援資金
  • 不動産担保型生活資金

上記の教育支援資金には就学支度費という貸付制度が存在します。

低所得世帯に属する者が高等学校、大学又は高等専門学校への入学に際し、50万円以内を限度に融資を受けられます。

(参照:生活福祉資金一覧|全国社会福祉協議会 )

無利子で保証人も原則不要ですが、都道府県社会福祉協議会の実施する審査に通過しないと融資を受けられません。

身内に金銭的な手助けを頼む

貸付制度を利用できそうにない場合、次に考えたいのが祖父母などの身内からの援助です。

経済状況を正直に相談すれば、孫のために援助してくれる可能性があります。

贈与税も、授業料・教材費・部活の費用などといった教育費という名目、かつ毎月10万円というように、都度の援助であれば非課税扱いです。また、年間110万円の基礎控除を超えても贈与税はかかりません。

その他に、最近は子育て支援策として、1人あたり1,500万円までの教育資金の一括贈与であれば非課税扱いとなっています。(30歳までに使い切ることが非課税のための条件)

教育ローンの利用

身内からもお金を借りられない、自治体に相談してもどうにもならないという場合、金融機関の提供する教育ローンを検討してみてくださいね。

どの教育ローンも、融資を受けた金額は毎月一定額を返済します。少額ずつ支払えるため、高校の入学金を一括で用意できない人に適切な選択肢です。

ただし、教育ローンを利用する際には審査に通過すること、元金に加えて利息も返済しないとならない点を理解しておきましょう。

カードローンでお金を借りる

「すぐに入学金を用意しないとならない」という人におすすめなのが消費者金融カードローンの利用です。消費者金融カードローンなら、最短で申し込みをしたその日にお金を借りられます。

振込やコンビニに設置されているATMからお金を借りられるので、すぐにお金を用意しなくてはならないというときに便利です。

借りたお金の用途も限定されないため、入学金や準備費用に充てても問題ありません。

まとめ

「高校の入学金を払えないから進学を諦めてもらうしかない」とならないために、自分が何をすべきなのかを把握して取り入れる必要があります。

記事の中で紹介した対策を検討して、我が子のためにも資金調達を行ってください。

入学金を少しでもおさえたいなら公立高校を検討するのが得策でしょう。私立高校と比べて入学金を大幅におさえることが可能です。

また、入学金を支払えたとしても、その後もさまざまなお金がかかります。

授業料や施設維持費、教材の購入費などといった費用も必要です。場合によっては、入学金以上に支払い負担が大きくなります。

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